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【Jackson】チニングに”ちぬころバイブ”!ボトムをズル引きしても引っ掛からない回避性能は本物だった!ある釣り人の備忘録

夏本番、ちぬころバイブで黒鯛を狙ってみたら・・・

8月も中旬、台風が来る前に新しく買ったルアーでチヌ(黒鯛)を狙ってみました。
誰が言ったかチニングです。

比較的浅いポイントで、昼の間に数匹の群れをいくつか見かけていたので、肴はいるのは分かっています!
気になっていたルアー”ちぬころバイブ”を試しに1個買ったので、さっそく試すべく、夜になって出かけました。

ホントはタチウオを狙いたかったんだけど、まだ湾に入って来ていないのだとさ(笑)










ちぬころバイブ

今回、試しに購入したルアーは、Jacksonさんの”ちぬころバイブ”です。

見ての通り、エビを模したルアーです。

チヌやキビレ(キチヌ)は、ボトムの岩やブレイクに付いていて、カニやエビなどの甲殻類や貝、小魚を捕食しています。
なので、ルアーが引っ掛かってしまうリスクが、まあまああります・・・
特に、ボトムをズル引きしてチヌを狙おうと思っているので、余計にリスクが跳ね上がるだろうことは、当たり前のことですよね・・・

そこで、”ちぬころバイブ”を買ってみたのです。

ちぬころバイブは、リールを巻くと、上の写真で左上方向に進んでいきます。
ダブルフックも上向きになっているので、根掛かりし難い設計なのがすぐに分かります。
ウェイトもエビのお尻の方に配置されているので、ボトムにお尻を下に立って接地するようになり、余計にフックが根掛かりし難くなっています。

ちょうど、ちぬころバイブの水中でのアクション動画があるので、見てもらうとよく分かると思います。

ああ、ひっかかる、根掛かりする、って思ってしまう場面でも、この”ちぬころバイブ”はストラクチャを回避しているのが分かりますよね?
ここまでの回避性能があるのなら、安心してボトムをズル引きしてチヌを狙えるというものです。





飛行姿勢も安定、飛距離も出てる!

今回は、後で述べる理由で1時間に満たない釣行でした。
ちぬころバイブは8gのを使いましたが、キャストしやすいルアーだなという印象を受けました。

おっと、ちょっと見難い写真になっていて、すみません・・・
(なんでこうなってるのーー)

パッケージの裏面の説明にあるように、比重の高いタングステンのウェイトを、ルアーのお尻の端っこの部分に1点集中させることで、飛行姿勢を安定させているのがポイントですね。
無駄にクルクル廻ったり、フックがライン絡むこともなく、空気抵抗を減らしているから、飛距離も出ている気がします。

適度な重さでボトムをしっかりと感じられる

今回のポイントは、潮の流れが比較的ある方でしたが、着底もズル引きした際のボトムの感触もしっかりと感じ取れました。

着底後、ズルズルボトムを引きずりつつ、時々、しゃくったり、止めてみたりとアクションを変えつつアタリを待ちました。

ズルズルとボトムを引いていると、カッ、コツッ、と岩かなにかに当たっているのが分かります。
中には竿先が結構曲がって、あっ、根掛かりそう?って思うこともありましたが、次の瞬間には引かれる力が抜けて、根掛かり回避できたんだなと分かりました。

圧倒的な根掛かり回避と謳っているだけの性能は確かにありました!!

ついにアタリが!! ・・・あれ?

そうこうしているうちに、ついにアタリが!?

ググッと引かれたので、反射的にアワセると、魚がフックした感触が。
ただ、思ったよりぜんぜん軽く、これはチヌなの?フグなの?とか思いつつ釣り上げてみると・・・

まさかの、とてもちっちゃなキスでした(笑)

綺麗に口にフックしているので、間違いなくエビだと思って食べに来たのだと思われます。
いや、君じゃないんだよ、君じゃー。

すぐにリリースしましたが、よく考えるとルアーでキスを釣ったのは初めてな気がします。

気を取り直して、チヌを狙って再開したのですが、まさかの結果が・・・

大きなアタリにアワセたら・・・

まさかのキスの後、すぐに次のアタリがありました。
さっきとは違い、ゴツンという感じの強いアタリだったので、私のアワセも自然と強いものになっていたのでしょう・・・

次の瞬間・・・、

魚のアタリも、

ルアーの重みも、

感じられなくなったのでした・・・

はい、ご想像の通り、ラインブレイクです。
なんの力も感じられないままリールを巻く時の、あのなんとも言えない虚しさは慣れないですね。

逃がした魚は大きいと言いますが、いいアタリだっただけに悔しいです。
ラインブレイクしたのは、リーダーではなくPEラインでした。
リーダーとの結合部かどうかまでは断言できませんが、なんとなく違う気がします。

ということで、ちぬころバイブの釣行は、こうして1時間も満たないもので終わりました。

ただ、使ってみての印象は、私的にはとてもよかったと思っています。
飛距離もでて、根掛かり回避能力が非常に高いことは実感でき、ラインブレイクしちゃいましたが、魚もしっかり反応していたので。

なので、再度購入するのは決定事項としました。
今度こそ、チヌを釣り上げるぞと思いつつ!!

【2019/08/28 追記】
ちぬころバイブ、3つほど追加購入しました!
カラーは、ロストしたのと同じグローチャートとエビチリ、チヌノエサです。

説明のカラー順と写真のカラー順は、ちょうど逆ですね。
デイでもナイトでも、スレた厳しい状況でも有効なカラーときくブラックも欲しかったんですが、ちょっと無かったので似た色のエビチリで妥協しました。

ということで、補充完了ですが、次の釣行はちょっと間が空きそうです。
だけど、今度はルアーをロストせずにチヌをゲットしたいです!!

姉妹品、ちぬころり

今回購入した”ちぬころバイブ”ですが、姉妹品の”ちぬころり”と言うタイプもあります。

写真では、触覚や脚に当たるラバーが短くなってしまっています。
憎っくきフグに齧られちゃったのです・・・

それはさておき、同じズル引きでも、こちらはゆっくりと見せる釣り用で、ちぬころバイブはリアクションの釣り用と使い分けるといいそうです。

今回の釣行では、ボトムズル引きメインで、しゃくるなどリアクションを狙ったアクションは少なめだったので、もう少し派手に動かしてみてもよかったのかなと、今、商品説明を読んで思っています。
最初に読んでおけよという声が聞こえてきそうですが・・・

ということで、次は”ちぬころバイブ”と”ちぬころり”の両方を使ってみようと思っています。

ある釣り人S

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたが幸運な釣りライフを送れますように!
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