よく分からないリトリーブのスピード
ルアーアクションのひとつリトリーブ。
ただリールを巻いてルアーを引いてくるテクニックですが、そのルアーを引くスピードはどれくらいなのでしょうか?
リトリーブのスピードによって、それぞれちゃんと呼称がありましたので、以下にまとめます。
リトリーブのスピードの違いによる呼びかた
リトリーブのスピードの違いで、それぞれ以下のような呼称で呼ばれています。
釣り番組やYouTubeなどの動画を見ていると、これらの呼称を聞いたことがあるのではないでしょうか?
スピードの遅い順に、
- デッドスローリトリーブ
- 超スローリトリーブ
- スローリトリーブ
- ミディアムリトリーブ
- ファストリトリーブ
- 超ファストリトリーブ
となります。
なんとなくスローリトリーブはゆっくり巻く、ファストリトリーブは速く巻くと漠然とイメージしますが、実際のところ数値で表したらどれくらいのスピードになるのでしょうか?
どうも数値的な定義は無いらしい・・・
結論から言うと、それぞれ秒間何cm巻くといったような数値は明確に決まっていないようです。
スローリトリーブが毎秒30cmとか言われたとしても、その通りにするのは難しいとも思います。
でもまったく目安が無いのかというとそうでもなく、リールのハンドルを1秒間に何回転させるかで表現されます。
回転数 | |
---|---|
デッドスローリトリーブ | 1/8 |
超スローリトリーブ | 1/4 |
スローリトリーブ | 1/2 |
ミディアムリトリーブ | 1 |
ファストリトリーブ | 2 |
超ファストリトリーブ | 4 |
ミディアムリトリーブを基準として、上の表のように半々、倍々にしていきます。
ミディアムリトリーブは1秒間にリールのハンドルを1回転で、一番体力的に負担の無い、疲れない巻きスピードになります。
1秒間に何cmとか言われるより、余程分かりやすいなと思います。
でも、ハンドル1回転の巻き取り量は一定じゃないよね?
リールにもサイズの大小であったり、また、ラインの巻き取り量が多くなるハイギアといった違いもあったり、ハンドルの回転数を同じにしてもリトリーブスピードは変わってきます。
だったら、スローリトリーブで巻いてとか、ここはファストリトリーブがいいよとか釣り番組や動画などでアドバイスされても上手く伝わらないのでは?とも思います。
ですが、同じターゲットを狙う場合、タックルも似たようなものになるので、まったく的外れな結果にはならないかなとも思います。
それに、リールの型番(サイズ)もちゃんと教えてくれたりもするので。
まあ、リールもメーカーによって型番によるラインの巻き取り量が若干の違っているのでちょっとは微調整する必要がありますが。
また、1秒を正確にカウントできる人も少ないと思うので、あくまでも目安として自分なりに試しつつ、その時その時で微調整していくことになります。
リトリーブスピードは、スローリトリーブとファストリトリーブを比べると約4倍の違いがでます。
同じリトリーブといっても本当に大きな違いになるので、リトリーブでアタリが無いとすぐに諦めるのではなく、色々とスピードを変えて探ってみると、魚の反応がよいスピードが見つかるかもしれませんよ?
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたが幸運な釣りライフを送れますように!
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